※初めに申し上げますが、この記事は持論全開な記事です。異論は大いに認めますし、信じるか信じないかはあなた次第・・。
こんにちは。MATSUD0です。
今回は小型船舶免許を持つことのメリットについてまとめてみました。
皆さまは自動車免許証を持っていますでしょうか。自分は、大学を卒業する間際、「運転免許証が無いと社会に出てから色々と困る」という風潮があったので、特に深く考えもなく運転免許を取得しました。・・が、社会人後は普通のサラリーマンとして電車通勤をする日々で、特段自動車の運転を必要とする機会は特にありませんでした。
たぶんこういう方、結構多くいるのではないでしょうか。そんな時に、小型船舶免許を身分証明書として一つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
目次
取得難易度の高い自動車運転免許
実際に取得された方ならわかるかと思いますが、運転免許ってとるの大変ですよね。
AT限定かマニュアルか、繁忙期か閑散期かにも多少左右されますが、
- 金額:約20~35万円
- 期間:14日~
大体これくらいはかかるかと思います。期間も、免許合宿などで集中して行えば2週間程度ですが、教習所に通いながらであれば2,3か月かかることも普通によくあるのではないでしょうか。
日本資格取得支援(Japan Qualifications Obtaining Support)によると、運転免許の合格率は約75%で推移しています。結構皆さん持っているような気がする資格ですが、約4人に1人の割合で落ちているんですね。
確かに免許合宿に複数人で行っていた人、誰か落ちがち・・というのはあるあるですね。
身分証明書としてしか使われない運転免許証
いざ運転免許を取得したところで、実際に車を保有してドライブに行く・・なんて方も実際のところは少数派なのではないでしょうか。
むしろ最近はそもそも運転免許自体を取らない人も増えており、2021年の新成人の運転免許保有率は約半分の51.3%だそうです。若い世代は、半数が自動車運転免許自体を取得しないのですね。
2021年の新成人の運転免許保有率は51.3%で、マイカー所有率は14.4%であることが、ソニー損害保険が2021年1月5日に発表した「2021年新成人のカーライフ意識調査」の結果より明らかとなった。
車に乗るかも分からない上に、取得するまで時間もお金もかかるし、顔写真付き身分証明書を取るだけとしては、正直コスパ悪いですよね。
小型船舶免許の取得難度の低さ・コストの安さ
それではここで小型船舶免許の取得レベルについて見てみましょう。
一例で、ヤマハの2級小型船舶免許取得コース「2級レギュラーコース」の場合、
- 取得費用:99,800円(講師付き座学・実技講習付き)
- 取得期間:3日
約10万円で、3日程度で取得できちゃいます。座学を講師無しのインターネットで受講すれば1万円安くなったりと、自動車運転免許と比較して時間もお金もリーズナブルですね。
日本資格取得支援 – Japan Qualifications Obtaining Supportによると、合格率はなんと94.3%。受験者ほぼみんな合格しています。実際、自分が受けた時にも13人中12人受かっていたので、大体あっている気がします。
運転免許と比べると取得の難易度はかなり低いですね。顔写真付きの身分証明書が欲しいだけという場合には、こちらを検討してみる価値は十分にありそうです。
【こんなに使える!】船舶免許のメリット
船舶免許は「公的証明書」として利用できる
「たしかに顔写真付き身分証明書だけど、実際のところ身分証明書として機能するの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
結論から言うと、ほぼ問題ナシです。「ほぼ」のところについては後ほど。
例えば、大手がん保険会社アフラックのHPにはこうあります。
船舶免許は、官公庁で発行された氏名、生年月日、現住所、顔写真が記載されている立派な公的証明書です。運転免許証やパスポートと同等の身分証としての役割を果たせるのです。
ただ、たしかに船舶免許は運転免許証やパスポートと比較すると知名度が低いので、公的移管や大手企業などではないところでは「船舶免許?なにそれ?」となり、利用をためらわれる可能性はあります。あくまで船舶免許に対しての理解が行き届いていないだけなので、調べてもらうなりしてもらえれば使えるかと思います。
クルーザーを運転できる
小型船舶免許は立派な船の免許証ですので、船が運転でます。
例えば、マリンライセンスロイヤルのページには、小型船舶免許があれば運転できる船のページがあります。
いかにもクルーザーというような立派な船まで運転できてしまいます。いつも運転するかどうかはおいておいて、「自分、クルーザーの運転できるんですよ!」とか言えると、なんだか凄そうじゃないでしょうか。(笑)
まとめ
安く、早く、より確実に取得でき、ネタにもなる・・船舶免許。
「自動車を買うつもりはないけど、顔写真付きの公的身分証明書は欲しいよな・・」なんて方にはお勧めできる身分証明書かと思います。
以前に小型船舶免許を取得するまでの話をまとめた記事を書いているので、そちらも参考にしてみてください。
