不動産

【新型コロナ】三井住友トラストL&Fの融資状況【実質ストップ】

MATSUD0です。

新型コロナウイルスの勢いが止まりませんね・・。ウイルスの感染も怖いですが、外出自粛などによる経済的ダメージも怖い状況となっています。

目次

三井住友トラストL&Fが新規融資受付をストップ?

収益不動産市況も同様に厳しい状況が続いていますが、三井住友トラストL&Fが新型コロナの影響で新規融資をストップしたという情報が入りました。

三井住友トラストL&Fと言えば・・・建ぺい容積率オーバー、再建築不可、借地権、旧耐震基準など、既存不適格な物件にも融資を出してくれることで有名です。

訳あり中古一棟アパート・マンション融資のつよい味方です。

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そのローンの新規受付がストップしたとなると、築古系収益不動産融資はかなり手痛いダメージを受けることになります・・。さっそく自身でも状況を確認してみました。

新規受付はストップしていない。・・・が、、

結論から言うと、新規融資受付自体はストップしていませんでした。

ですが、審査スピードはかなり遅くなっており、おおよそ通常の半分~1/3のスピードになっているようです。

通常でも事前審査~融資実行まで3週間程度はかかっていたので、今から融資相談を持ち込んだ場合には早くても2ヶ月程度は融資実行まで時間を要する状況だそうです。(2020年4月下旬現在)

こういう状況なので、審査ストップまではいかなくとも、三井住友トラストL&Fから融資を受けての不動産購入は厳しい状況です・・。

スピードダウンの背景は、在宅ワークの増加

政府の緊急事態宣言を受けて、同行でも担当者の稼働人数を減らして営業している背景もあり、審査のスピードが大幅に落ちています。

会社への出勤はシフト制で、だいたい1週間のうちで出社するのは2日ほどだそうです。やはり金融機関は個人情報のオンパレードなので、在宅でできる仕事も少ないようで、その分審査スピードは落ちてしまうようですね。

結論:現状、三井住友トラストL&Fでの融資は厳しい

「新規受け付けは完全ストップ」とまではいかなかったものの、融資打診から実行までに早くても2ヶ月以上かかってしまう現状では、三井住友トラストL&Fを利用しての不動産購入は現実的でないと思います。(実質的に融資ストップという状況です)

これ自体もゴールデンウイークまでの措置となっていますが、新型コロナウイルスが収束しなければこの状況は延長される可能性も十分にあります。

今までとは違った意味で融資が厳しい状況となっているので、新型コロナの状況・政府の発表に注目です。

 

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matsud0
1988年11月生まれ。保険会社システムエンジニア→収益不動産会社の営業。奥渋谷、六本木をメインに活動中。収益不動産情報をメルマガで配信中しています。