MATSUD0です。
今日は同業営業マンの決めた物件と、年明けに解放される物件を下見してきました。
駅近物件は多少利回りが低くとも、推し条件としてはインパクトが大きいのでお客様からの反響も良いですね。積算評価も取れれば最高なのですが・・。
さて、今回は短いですが、以前お取引したことのあるお客様より頂いた情報を基に書いておきます。
目次
駅近&金融機関近の物件はプロパーローンを組みやすい!?
【プロパーローン】パッケージローンの対義語で借入者の属性と物件との総合判断で融資を下ろす事業性融資のこと
ローンの種類問わず、銀行は融資判断の際に物件自体の属性も見るのですが、やはり駅近は審査時のプラス材料となる可能性が高いです。テナント系の物件でも、地域密着型の地銀や信用組合から、比較的良好な条件で融資が下りるという話はよく聞きます。
築古、借地のボロ戸建に融資をした金融機関は・・。
そんな時、以前ご購入頂いたお客様とお話する機会があったので、近況を聞いてみました。
購入したのは5000万円前後の築年数不詳(おそらく50年程度)の木造戸建を買ったようです。しかも借地権というトリプルの難ありな物件です。
ただ一点だけ光る点があり、それは、東京都港区の駅徒歩1分と言う、場所に関してはかなりの好立地でした。
3重苦がありながらもかなりの好立地と言う癖の強い物件です。
自分も色々と物件融資付けを行ってきた経験があるのですが、正直、この物件に対してはどこでどこで融資を受けられるのか検討が付きませんでした。
「現金で購入されたのですか?」と尋ねたところ、融資を受けたのは、ある地方銀行でした。その方は近畿地方在住の方で、銀行も関東地方では聞かない名前の金融機関でした。
ご自身で事業経営をされていて、その金融機関との関係もだいぶ構築出来ていたため、物件と言うよりも個人のご属性が良いという事での融資の様でしたが、それでも多少なりとも物件自体にも資産性を見ての融資実行とはなっているはずです。
駅近、特に駅から徒歩3分以内など、対象物件に何か突出したものがある案件は、通常の融資条件に当てはまらないパターンであっても、ワンチャンス狙いで金融機関へ申し込んでみるのも一考かもしれません。
再現性があるかは不明瞭ですが、おもしろいなと思ったのでまとめてみました。