今回は「夢なのかお金なのか」といういつもとは少し違うテーマについてまとめてみます。
まず前提として、夢を叶えてお金を稼ぐというのは非常に難しいですよね。「音楽をやりたい。でもそれで食べていくのは難しい。」「絵を書きたい。でもそれで食べていくのは難しい。」
だから諦めた方がいいのかなと、みんなそう思います。
でもそんな時に自分はこう思います。「ひたすらやりたいことをやれ」
「ひたすらやりたいことをやる」 なぜか。
別に何も、夢で食べてけなくたって良いんです。夢は追いかけるのが楽しいのであって、叶えた後に経済的に軌道に乗るかどうかというのがまた別の話だと思います。
人間にとって一番大事な財産というのは、実はお金ではなくて時間なんじゃないかなと思います。
目次
時間はみんな平等です。
あの孫正義さんですら、実は人生の時間を2倍にすることはできません。
人間というのは生物学的に120年以上は生きていくことができないと言われています。
なので、いくらお金持ちであっても「200年生きたい」と思っても、こればかりはなかなか難しいのです。資産は10倍にできる人でも、時間は10倍にはできない。
だとしたら、今日一日という、この時間こそが一番貴重な財産です。
全然楽しくなく過ごして10倍稼いだ1日よりも、10分の1しか稼げなかったけれど10倍楽しかった・・というように過ごした一日のほうがずっとに人生としては豊かです。
さらに違った考え方としては、AIの技術がより発展して人間の能力を上回るようになると、今までやってきたことが全部置き換わってしまう・・なんてことも十分起こり得ることなのではないかと思います。
どうせ置き換わってしまうのなら今やりたいことをやっておいた方が、後から振り返った時に結果として後悔のない豊かな人生だったと思えるんじゃないかなと思います。かといって「全部無駄になるなら何もしない方が良い」・・と言うのはちょっと屁理屈なので、ポジティブにいきましょう。
やりたいことをやって生きた伊能忠敬という人物
実は歴史上も、「やりたいことをやる」っていうことが実はお金を稼ぐっていうこと以上に価値があるんだということを示した人が日本にいました。
それは伊能忠敬と言う人物。われらが千葉県出身の偉人です。
伊能忠敬というのは日本地図を作った人ですが、なぜ日本地図を中を作ったのかというと、彼は宇宙が大好きで、地球の大きさを知りたかったっていうような宇宙少年だったそうです。
だけどなかなかその夢を追いかける機会に恵まれませんでした。彼は地図を作る前は、まったく別の商売をずっとやってたんですね。
地元で実家の家業を継いで、そこでなんとか軌道に乗せて、その後に村長になったりだとか、村を飢饉から救ったり、etc、、
みんなのためにしていた仕事ってもいっぱいあったそうです。それはそれで素晴らしい事で、それなりの地位と名声を手に入れたそうです。普通の人からしたらそれだけでも十分すごい事で、成功者と位置付けられるものかと思います。
ところがだいぶご高齢になってから、全部の財産とその地位を捨てて、自分がずっと好きだった宇宙についてや、地球の大きさが知りたいと、そう言って上京。
その分野の専門家である若い学者さんの弟子に入ったそうです。そこで一生懸命勉強してたら、ある日、政府から「そんなに地球の大きさが知りたいのだったら、この事業の手伝いをしてくれませんか」と言われ、日本地図を書くっていう壮大な事業に抜擢されたのです。
それから日本の大きさを歩いて測量することで、地球の大きさを計算して出すという少年時代からの夢を叶えたんですね。
まとめ
財を成した人でも、それを全て捨てて、残りの人生の時間をやりたいことをやりたいように生きた偉人がいるわけです。
そして今を生きる我々にはまだまだ時間がいっぱいあります。技術も進歩して、昔は困難だったことがすぐにできるようになりました。
やりたいことをやっていきましょう。そういうモチベ系のまとめでした。