不動産

投資用物件にエアコン設置はコスパ最高!

最近は暑めな日が続いています。暑いとまでは言えないけど、地味に暑い日です。少し運動っぽいことをしたらじわっと汗が出てくるような気温です。

そんな日に活躍してくるのがエアコンですが、住生活新聞で面白い記事を見かけました。「エアコンが設置されるなら、家賃が1,800円上がっても構わない」という記事です。

目次

エアコンは入居者の7割が「欲しい」と回答

不動産情報サイト「SUUMO」の「賃貸借契約者動向調査」にて、都内に暮らす男女に聞いたアンケート結果があります。付いていないと借りない設備ランキングです。エアコンは男女ともに一位!

値段を上げても許容してくれるというより、設備としてエアコンが付いていない部屋は借りたい対象からそもそも外されてしまいます。

最近の日本の夏はかなり暑いですからね。たいていの方は部屋を選ぶときの条件としてエアコンは必須で付けて、そもそも条件から外れる物件は視界にすら入らない気がします。

バス・トイレ別も上位に来ていますね。個人的にはこれはあまり気にならないですが、一般的にはかなり優先度の高い項目のようです。確かに築年数が浅めの投資用アパートは、専有面積が20㎡以下でもバストイレ別仕様が多い気がします。

エアコンは家賃が1,800円上がってでも欲しいという結果!

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こちらはリクルート住まいカンパニー「2017年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)」の調査結果です。

これによると、家賃が上がっても欲しい設備の1位は「追い炊き機能付きの風呂」で、家賃上昇の許容額の平均は1,400円でした。そして、家賃が上がっても欲しい設備の中で、最も家賃上昇許容額が高いのが「エアコン」という結果。許容額平均は1,800円でした。

エアコンの設置は利回りを考えるとコスパ良し

この結果からわかるのは、入居者から選ばれる上でも、満足度を高める上でも「エアコン」は欠かすことのできない設備であるという事。入居者目線では「付いていて当たり前」と言うだけでなく、「家賃が上がっても構わない」レベルまで考えているのです。

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よくアパートに「インターネット利用無料!」と謳っている看板がありますが、金額・満足度合いを考えると、並行して「全室エアコン完備!」くらい謳っておいても良いかもしれません。「そんなの付いてて当たり前だろ、むしろそれしかおすすめポイント無いの?」と思われそうなので、エリアを選ぶ謳い文句かもしれません。

「値段が上がっても欲しい」ランキングの一位は「追い炊き機能付きお風呂」でしたが、追い炊き機能の導入にかかる費用は相場でおおよそ20~40万円。かたや、エアコンは単身向けだとおおよそ4~5万円。家電量販店で安い時には3万円台以下もあったりします。

設備導入にかかる費用と、満足度・家賃上昇率を考えると、エアコンの方がグッとコストパフォーマンスが良いですね。

仮にエアコン導入費用を5万円としても、導入したことで家賃が1,800円上昇すると、

1,800円×12か月=21,600円

21,600円を5万円で割ると、なんと表面利回りは43.2%

2年とちょっとで元が取れてしまいます。これは導入しない手は無いですね。

またこれは数値化できるものではないですが、エアコンが無い事でそもそも入居検討外となってしまう人も相当数いるので、空室期間が短縮できるという意味でもエアコンは常設しておくべきかと思います。

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matsud0
1988年11月生まれ。保険会社システムエンジニア→収益不動産会社の営業。奥渋谷、六本木をメインに活動中。収益不動産情報をメルマガで配信中しています。