MATSUD0です。東京の不動産屋かつ不動産投資家しています。
タイトルの通り、不動産投資はしばらくは東京エリア中心に見ていった方が良さそう・・と、「言われなくても分かるわ!」的タイトルですが、先日こんなニュースが出ました。
東京圏の人口 「転入」「転出」の均衡目標断念 #nhk_news https://t.co/rX6PxOLQCj
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月12日
昨年1年間の東京への人口の流れが、「転入」が「転出」を14万人近く上回ったそうです。人口減少お構いなしに、東京の人口はすごい勢いで増えているようです。
政府は、東京圏への一極集中を食い止めるために、東京圏への人口の、転入と転出を2020年までに同じくらいにしようとしていたらしいですが…あきらめたようです。

目次
一極集中する東京の人口
#1日1地図
この浮かび上がる日本地図、何かわかりますか?
これは人が住んでいる場所(250mメッシュ)だけ着色した日本地図で、すなわち白いところには人が住んでいません。
北海道の人口密度の低さ、東京の人の多さ、中国地方の満遍なく人がいる感じ、今日はあえて凡例縮尺タイトル一切なしで。 pic.twitter.com/4PLSFx6VjA
— M.小林@尼崎 (@oigawa2) 2019年6月12日
2010年の国勢調査のグラフのようですが、、東京真っ赤です。ここからさらに毎年14万人近くの人が入り続けている状況。
総務省によると、日本全体で言うと人口は減少に向かっているという事なので、地域の格差は広がっています。白っぽいところはより白っぽくなり、赤っぽいところはより赤っぽくなっている状態。
14万人増加のスケール
一年で14万人が流入する東京。
これはもういうたら東村山市や中央区や武蔵野市が毎年誕生してるようなもんで不動産業界は不沈艦。 pic.twitter.com/2KoyjzdAh1— 全宅ツイのグル (@emoyino) 2019年6月12日
今年の14万人増加と言うと、そこそこな規模の市区と引けを取らない人数です。このレベルの人数が毎年毎年入ってきているので、それはマンションや不動産価格は下がらないですね。
増える、持ち家を持たない「賃貸派」
日本では「賃貸 vs 持ち家」という議論がありますが、どう考えても「賃貸」だと思う。
5年先の働き方も分からない時代ですし、会社の寿命も短くなっているので、こんな時代に「30年ローン」とかって、人生の可能性や自由度を、大きく下げるとしか思えません。僕は、極限まで所有物を減らして生きる😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年6月12日
世の中の流れが大きく変わっている今の時代、不動産を自分で購入する「持ち家派」は減ってくるような気がします。そもそも終身雇用もかなり怪しい感じになってきているので、30年ローンも徐々に組めなくなってくると思われます。
賃貸派が増えると・・・投資用不動産の賃貸需要が増える!?
当たり前ですが、東京の人口が毎年14万人とか増えていると、不動産需要が増加します。しかも賃貸派が増えつつある今の時代、より一層需要が高まる予感。
もちろん日本全体でみると人口は減少しているし、都内でも新築マンションはガンガン建築されているんので、楽観視は出来ません。
しかし今のトレンドを見るに、今後しばらく(5~10年程度?)は東京を中心としたエリアの人口増加は続く可能性が高いです。よって、長期で見るとまだ分かりませんが、東京を中心としたエリアの物件を買い進めていくのがセオリーかと思います。
個人で投資用不動産を購入する場合、満5年以内の売却だと売却益をごっそり持っていかれるので、、5年以上保有し、頃合いを見計らって売却のような流れが理想的。法人はいつでも頃合い見つけて売却・・・こういった流れが良いのではないかなと、この記事を見て感じました。