MATSUD0です。渋谷で日々労働しています。
不動産屋ですがノートPC一つあればどこでも働ける労働をしています。
つい先日、都内のファミリーレストランガストに食事のために入ったのですが、1人用の席がずらっと並んでいました。
ちゃんとコンセントまで付いてます。


画像はひろいものですが、本当にこんな感じでした。もう完全にこれは個人作業用のコワーキングスペースです。
おまけに、ドリンクバーを頼めば、いつまでいてもドリンクが飲み放題だし、ちょっと小腹が空いたら、ポテトなどのサイドメニューなんかも頼めちゃいますよね。これはかなりいいなと思いました。
目次
ガストのメニュー


ほんの一例ですが、かなりメニューがあるようです。その数、全部で68種類!
これでいて金額もドリンクバー単品で399円+税、食事とセットだと219円!激安ですね、これでいて時間制限もなくずっと使えるんだったらカフェなんかあればもっといいかもしれない…!敷居があって作業にも集中できそうです。
空白時間の売上向上が狙い
こちら取材なんですが、すかいらーくホールディングスの広報によると、昼や夜のピーク時間以外の「空白時間」の有効活用を目的としてやっているようです。
2013年から時代に即した店舗作りを目指した「リモデル戦略」というものに取り組んでいるようです。
カウンター席やミーティングルームなども導入していて、一人用のボックス席もその一環らしいです。
2017年から試験的に始めて、2018年からは本格導入しており、現在は東京・神奈川・埼玉のガスト22店舗と、ファミレス「ジョナサン」の一部店舗に、複数人向けの席と共に、一人用のボックス席を用意するようです。
ガストのミーティングルーム、これはもう完全にファミレスという域を超えて、コワーキングスペースのマーケットも狙っていってる感じですね。いやあ、個人的にはこういうの好きなので、どんどんやってほしいです!
従来のメインターゲットである家族連れと合わせて、学生などの1人向けの客をターゲットに、モーニングやティータイム利用者拡大を目的に作ってると言うことです。
1人で来ても気兼ねなく使えるし、かつプライベート空間も確保されているので、作業をすることだけでなく、お食事という目的でもかなりご支持をいただいております!とのことです。
作業するだけじゃなくて、プライベート空間があるということは、そこで食事もしやすいということですね。1人用のボックス席の店舗は今後拡大していくということです。
通常のコワーキングスペースはいくら?
では普通のコワーキングスペースいくらくらいかかるのかというところは気になってきます。
こちらのサイトによると、
例えば渋谷にあるコワーキングスペースなんですけれども、1時間の利用料金は約1,000〜2,000円程度と若干割高な感じはあります。
サービス内容や周囲の環境などによってもだいぶ変わってきてしまうような気はしますが、ドリンクバーが付いて、この値段だったら結構安いですよね。
1時間1,000円と仮定したら、ドリンクバー意外に余ったところで、サイドメニューのポテトとかチキンとか頼んだ方がお得感があるような気はします(笑)。
増殖するコワーキングスペース
東洋経済の「儲からないのに「シェアオフィス増殖」のなぜ」という記事を見つけました、ネガティブなタイトルではありますが、コワーキングスペースはかなりのスピードで伸びてきてるようです。
結構な勢いで増殖してきているようで、ニーズが増しているということが伺えます。
非正規社員やフリーランスが増えてきて、それこそノートパソコン1台だけあれば仕事がどこでもできてしまうような人が増えているので、こういった需要が高まってるんではないでしょうか。
自動運転が普及してくると、自動車会社のライバルがIT企業になってくるように、こういったコワーキングスペース事業も、ファミレスだとか、喫茶店といった飲食店がライバルになってくるのかもしれないですね。面白いですね。もっとこうゆうスペースが増えてくるといいなぁと思いました。