MATSUD0です。
奥渋谷というオシャレタウンの不動産屋です。土日祝日は、はるばる遠方からInstagram志向な人々が多く訪れます。
奥渋谷には人気の喫茶店や外食屋さんが沢山あるんですね。カフェ、飲食店、バーなどなど。。一方で満を持して新装開店したお店が半年そこらで撤退・・・といった状況も割と見ます。
この記事を執筆している最中にも、近くのオシャレ志向のたこ焼き屋のあと地がリフォーム工事をしています。この、人気店になるのか、さびれて撤退していくのかにどういった違いがあるのかをちょっと考えてみました。
味が(ある程度)美味しい。
これは基本条件かとおもいます。
たまに「行列店は広告が上手だから味が美味しいのは必須条件ではない」とか評論している方がいますが、、最低限、味はそれなりに美味しくないといけないと繁盛していないように見えます。
これには理由があって、
- リピーターが発生しない
- 悪いうわさが流れる
です。
渋谷駅や新宿駅周辺など、放っておいても、一見さんがバンバン溢れるように来るような店であれば、仮に味は普通・多少劣るレベルでも、インスタ映えするとか「○○さんが来た店」といった広告性・話題性があれば回る気もしますが、こういうのは特殊で、普通はそんなにわんさか人はわきません。
多少なりとも味が良くて、なおかつ雰囲気が良いだとか、おしゃれだとか、プラスアルファがあるから人が集まりやすくなるのだと思います。

奥渋谷のアヒルストアは大通りを一本入ったところにある小さなお店ですが常に繁盛している大人気のワインバーです。いろいろな広告媒体で紹介されている人気店で常に行列が絶えませんが、高頻度で訪れる常連さんも結構いるようです。
正直、自分は行ったことが無いのですが、味はとても良いようで何度食べても飽きないんだとか。だからこそ常連も来るし、ご新規も来るので行列が絶えないのでしょう。
味は大事です。
逆に味が悪いとレビューサイトやSNSなどですぐに拡散します。良くも悪くもネット社会はこわいのです。
繁盛が見えるスペースがある
奥渋谷と言えば東急本店通りです。
一方通行の小さな道路ですが、代々木公園を抜けて渋谷駅まで一本でつながる動線の為、かなりの交通量です。歩道も無いため、人が直立で滞在出来る空間がありません。
考えてみると奥渋谷で繁盛している飲食店やカフェはどこも、繁盛している様子が明らかに第三者が見ても分かるような造りです。
フグレントウキョウ

コーヒースプリーム東京

トミガヤテラス
この並んでいたり、繁盛している状態が目に見えるからこそ人が沢山集まってくるのでしょうね。繁盛しているのが見えると「このお店は行く価値のあるお店だ!」といった風に見えるのかもしれないですね。
そういえば、行列と言えばラーメン次郎ですが、ここは営業時間中に行列が出来ていない店舗を見たことがありません。


味もきっと美味しいんでしょうが、前面道路に行列がデッキるスペースがあるというのも大きいかもしれないですね。奥渋谷の東急本店通りにラーメン次郎があったら、きっとこんな行列は出来ないと思います。景観もみd(略)
因みに自分はラーメン次郎含め、上記のいずれも行ったことがありません。多分どれも美味しいのだと思います。
行列が看板になる。

こういった看板を見たことは無いでしょうか。不動産屋が現地を案内する際に設置する看板です。自分はネット集客しかしないので置いたことは無いですが、、違法の様ですね。この看板は現地が大通りから少し奥まったところにある不動産へ、お客様を誘導するために設置されているものです。割と効果があるようで、置くだけで大分お客様の内見に来る数が違う様です。
行列にはこの看板と同様の効果も発揮してくれる気がします。本来、行列が無いと遠目にはお店が無いように見えるところが、行列があることで、お店があるという事が分かるだけでなく行列が出来る人気店だという事もアピールできてしまう…。一石二鳥な存在が行列なのです。