りそな銀行の不動産投資に対する融資について、担当者へヒアリングした内容をまとめてみました。
融資期間は?
鉄骨、鉄筋コンクリート造の場合
鉄骨造、鉄筋コンクリート造のような堅牢な構造のアパート・マンションについては法定耐用年数以内の融資になるということです。
今回融資の打診をしたのが、重量鉄骨造の2001年築の一棟マンションだったのですが、上記内容が適合され、融資年数は17年ということでした。
鉄骨造、RC造の物件の場合、基本的には最長融資期間は30年ですが、更に細かな規定要件があるようです。自分が聞いた中では、以下のような事をおっしゃっていました。
・敷地面積が200平米以上
・敷地が借地権物件ではないこと
・住居の部屋数が十個以上
・1部屋辺りの専有面積が25平米以上
など。
木造の場合
木造の場合にも、基本的には法定耐用年数以内なので、中古の木造物件の場合は、りそな銀行は不向きです。
ちなみに木造の新築物件で、劣化対策等級二級の物件であれば融資期間が30年、劣化対策等級三級の物件であれば35年の融資が組めるようです。
金利は?
基準となる金利レートは1.5%で、借入者の属性によっては1%前半だったり1%後半だったりするようです。
融資対象エリアは?
一都三県(東京、千葉、神奈川、埼玉)は基本的にはOK。

支店の所在エリアから直線距離100kmを超えてくると要相談といった感じの様です。
まとめ
恐らくかぼちゃショックからの、スルガ銀行や西武信金など他行の状況を受けて様子見をしているのでしょう。
融資期間は法定耐用年数以内という条件に加えて、諸条件を設けているようで、かなり融資を渋ってる印象です。
借入人の属性によっては融資の金利が低く抑えられるようなので、
・自己資金をたくさん持っている人
・りそな銀行と既に取引がある人
・既に保有物件をいくつか保有している人
など上記条件を満たしている方は打診してみるのも良いかもしれません。