“世界で最も人気のあるワイヤレスイヤホン”と言われているAirPods(エアーポッズ)の、よくある質問に対する回答や、その人気の理由をまとめてみます。
●AirPodsの使い心地は?
●購入した方が良い?
などと迷っている方の参考になれば幸いです。
コードからの完全解放
自分はAirPodsの一つ前から完全ワイヤレスなイヤフォンを使いだしましたが、コードがないだけで相当な開放感でした。
外出する時、電車・バスに乗っている時、外食をしている時、コードが絡まって邪魔だと思う時があると思いますが、AirPodsを始めとする完全ワイヤレス化でそれが無くなりました。カバンやポケットから出した時に、コードの絡みをほぐすという作業は一切不要です。
目の前で普通のイヤフォンのコードの絡みを頑張ってほぐしている人を見て、ワイヤレスのありがたさを改めて感じました。サッと取り出して耳に装着。このスムーズさに慣れると、もうワイヤレス以外には戻れなくなります。
圧倒的ペアリングの素早さ
AirPodsを使っていて素晴らしいと思ったのは、iPhoneとのペアリング。AirPodsが入ったケースのフタをiPhoneの近くで開けて、後ろのペアリングボタンを押すと「接続」ボタンがポップアップで表示されます。
ー度iPhoneとペアリングしてしまえば、あとはiPhoneの近くでケースのフタを開けると即座に接続されるようになります。またその際は、AirPods本体とケースのバッテリー容量がポップアップで表示されます。
もうBluetoothの接続画面を開く必要は完全に不要です。
Androidでも利用してみましたが、違いは耳に装着した瞬間に電源がON/OFFが切り替わらなくなる(充電ケースを開けた瞬間にイヤフォンがONになる)違いはありますが、基本操作は大きく変わりませんでした。
バッテリーの持ちが良い
いくつかのレビューで「AirPodsのバッテリーは約5時間持つ」と書かれていますが、自分が実際に使った感じでも5時間は大丈夫そうです。
国内の大抵の移動なら充電無しで使い続けられるだけのバッテリー容量があると思います。
方耳だけで使える
完全ワイヤレスの圧倒的優位性はまさにココ。
有線イヤフォンは片耳を外していると重さでもう片方も脱落することが多いのですが、AirPodsはそのストレスがありません。
Podcastを聴く時にはすごく便利で、周りの音もよく聞こえるため人と会話しながら聴くことができます。電池がなくなってきたらもう片方のAirPodsに切り替えることもできます。
音楽を聴くだけでなく、ハンズフリー通話もできます。その時、両耳に装着してもいいのですが、自分は片耳だけで使うことが結構あります。両耳をふさいでしまうと自分の声のコントロールがしづらいためです。声が大きくなってしまうんですよね。。
AirPodsは完全ワイヤレスなので、片方だけ使うということができるんです。使っていない方はケースに入れておきますので、充電されています。・・なので、今使っている方が仮に充電が切れても、もう片方に交換すればまたハンズフリー通話ができます。
その間、先ほど充電が切れたAirPodsはケースに入れて充電(フル充電は約10分)できるので、これを繰り返せば永遠にハンズフリー通話できます(ケースの充電が切れるまで、ですが)。片方だけでも使えるというのは、意外とかなり便利です。
接続が安定していて、遅延も少ない
自分は以前、AriPodsではない非Apple製の無線イヤフォンを使用していましたが、ときどき右、あるいは両方共のユニットから音が出なくなる事がありました。使用する場所の影響なのか、都心部では色々な電波が飛んでおり、ワイヤレス通信に支障が出る事が多かったです。しばらく放っておくと復活することもあれば、そのままになってしまうことも多々あります。
そういう場合は、いったん左のユニットをケースに収めてから取り出すことで、音切れは解消されるのですが、正直ちょっと面倒です。
多くのワイヤレスイヤフォンはそうらしいですが、左ユニットだけが対象音源(スマホなど)と通信し、右ユニットは左ユニットと通信する仕組みになっているのに対して、AirPodsは左右のユニットそれぞれがソースと通信する仕組みらしく、片方だけ音が出ないような現象に遭遇したことはほぼありません。
また、通信経路が短いおかげだと思いますが、遅延がほとんどなく、動画を見ていても全く違和感を感じません。ワイヤレスBluetooth通信の安定性については非常に優秀だと思います。
水に強い
先日、AirPodsの片一方をワイシャツと一緒に洗濯してしまいました。水没どころか水を満遍なく浸透させてしまった状態。。
通常の家電製品なら間違いなく壊れていたこの状況ですが、AirPodsは大丈夫でした。水没直後こそ音が聞こえずらかったのですが、水没から約1日で完全復活しました。
一時は新しいのを買おうか迷ったものの、これはすごい。さすがApple製品!といったところです。
因みにAirPodsを修理に出す場合、修理費用は以下の通りです。
モデル | バッテリーサービス | 保証対象外サービス料金 | 紛失 |
AirPods | 5,800円(片方) | 7,800円(片方) | 7,800円(片方) |
充電ケース | 5,800円 | 7,800円 | 7,800円 |
まとめ
全体的にとても良いです。2万円払う価値は十分ありますし、万が一失くしたら同じものを買っちゃいますね。(実際1度買いなおしました)
着け外しも片手でできるので、お店のレジでのやり取りにも不自由しませんし、作業中に話しかけられたときもスムースに応対できます。(片方のユニットを耳から外すと音が止まるという仕組みも、こういう場面で威力を発揮します)
通話に関して、相手からの声も自分の声もしっかり拾ってくれます。ただ周囲からは独り言をしゃべる変人に見られるリスクがある為、AirPodsを利用した通話は注意が必要かもしれません。
以上、AirPodsを使ってみた感想でした。2018年秋頃、新型のAirPodsが発売されるという噂なので、そちらも要チェックしていこうと思います。