某民法のテレビ局から「物件の取材をしたいです。」というお問い合わせが来ました。
事の経緯は、楽待に載せていた墨田区のある物件。築古かつ全室空室ながらも、角地で表面利回りが12%ある高利回り物件でした。
目次
話題となった物件
今は掲載を落としてしまっていますが、物件の写真がこちらです。
※赤枠でおおわれている物件が対象の物件
ちょっと分かりずらいので、間取り図も掲載します。※不鮮明でスミマセン。
各フロア11.5㎡ちょっとで、幅は2m弱しかありません。階段も大通りに露出したらせん階段のみで、なかなかのインパクト。
これがある不動産系Twitterインフルエンサーの目に留まったようです。
うすいビル好きの同志のために、いい感じのうすい売ビルが出たのでご紹介です。マンションに貼りついた黄色い板みたいなのがそれです。23区内・角地・1200万円!https://t.co/mk7MjxDArD pic.twitter.com/jXS5kZvU1A
— どエンド君 (@mikumo_hk) 2018年5月25日
Twitterではかなり有名などエンド君(@mikumo_hk)氏によってTweetされた記事が2018年6月1日現在、3400RTを超え、いわゆる「バズった」のでした。
バズる 特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語。 TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多い。「 口コミ」という意味のマーケティング用語「Buzz」を動詞化したものと思われる。
「どエンド君」とは。
Twitter界での不動産系インフルエンサーの方です。
不動産ネタを中心に日々つぶやいている方で、自身も不動産を多く保有される人気ツイッタラー。発言内容は、ウィットに富んだ面白い内容が多いです。
不動産投資家、不動産投資を始めたい方、不動産業界人、不動産に興味がない人でもフォローおすすめです。
上記の話題となった呟きのURLの行き先が、弊社の楽待掲載ページでした。

不動産ポータルサイト「楽待」の閲覧数も急増!
現在は売買契約が完了した為、掲載情報を落としておりますが、Tweetが話題となった為、アクセス数も相当に跳ねました。
参考として、通常の楽待掲載物件のアクセス数は、良くてもせいぜい100件前後。平均すると30~50アクセス位だと思ってください。
今回話題となったことによって・・・
投稿されたのが5月24日の夕方ですが、そこからアクセス数がグーンと伸びて、閲覧数は驚異の18,000回超えを記録しました。笑
楽待の人気収益物件アクセスランキング1棟アパート・マンション部門でも当然ながら1位。こちらはたまに取れたりするのですが、当時の2位はアクセス数が200回程度だったので、ぶっちぎりでした。
民法テレビ局からの電話がありました。
そんな事があり、バズった週末の昼間、弊社に某民放テレビ局から電話が。
記者「この物件がインターネット上で話題となっているのですが、ぜひこの物件を取材させてくれませんか?」
(これは広告費を投じずに全国ネットに弊社をPRできるチャンス!)
・・と思ったのですが、当物件は、弊社保有の物件ではなく、一般的な仲介物件でした。
※仲介物件と言うのは、売主様が別に居て、売主様と買主様の間に不動産会社が入って取引する物件の事です。
物件の紹介はオーナー様に迷惑をかける為、断念しました。残念です。
今回の件で学んだこと
世間的にはあまり馴染みのない投資用不動産ですが、”こういったユニークな物件は世間的にはウケるのだな”と思いました。
自分は当初、この物件は都内の高利回り物件という理由で載せていただけなのですが、予想外の理由で話題となりました。
今、インターネット上で話題になっている不動産情報と言えば、クソ物件オブザイヤーと言うものがあります。
※詳しくはこちらをご参照ください。
確かにこういったクソ物件オブザイヤーなど、一般受けする不動産は「見た目に特徴がある」「名前に特徴がある」「間取りが特徴がある」など、パッと見た時に「え、なにこの物件!?」となるようなものが多いですね。参考にいくつか載せておきます。




本来、不動産屋が「クソ物件」と言うのは、
- 借地権
- 再建築不可
- 建築基準法上の道路に未接道
- 築年数不詳
- 連棟式
- 建ぺい・容積率の超過
- 告知事項アリ
などが挙げられます。これはなぜかというと、金融機関からの評価が出なかったり、再建築をするのが難しかったり、賃貸募集しても人が入居したがらないといった理由があります。
インターネット上で話題になるのは、こういった不動産ではなく、
- 見た目に特徴がある
- 名前に特徴がある
- 特徴的なエピソードがある
のような、ぱっと見で「!?」となるような、明らかにおかしいと分かるようなものが万人受けするようです。
正直、話題になったからと言って売買契約に至るわけではありませんが、知名度が上がること自体は悪くないなと思います。
なので、今後もネタ枠・・のような、おもしろ物件情報も織り交ぜて楽待などの情報サイトに紹介していきたいなと思いました。
こちらのブログにも載せていければと思います。
引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m