不動産

【土地活用】歩道フェンスの撤去&歩道の切下げ申請手順【駐車場】

MATSUD0です。

先日、会社で取得した古家付き土地を駐車場へするため、歩道のフェンス撤去と歩道切下げ工事の申請を行いました。

歩道の切下げとは、車道と歩道との間にある高低差をなくすことで、最終的には下の写真のようになります。

これで自動車や自転車なども歩道と車道の行き来が出来ますね。

駐車場を作るためにも、これらを実施する必要がありました。

この工事を実施するためには「自費工事承認申請書」というのを役所に提出し、役所の工事認可を得る必要があります。工事費が自費なのは、自己都合で工事をするからですね。

(マニアックな内容の記事なので、自身の備忘録を兼ねて書きます。)

役所への申請内容

現況は以下のような状況です。

本地には築年数不明の平屋があります。本地と道路の間には幅1m程度の歩道があり、その前面に高さ1m弱程度のフェンスが並んでいます。

オレンジ色の丸はマンホールです。鉄製のものではなくコンクリート製ですこし年代モノのマンホールです。

ここから防護柵(フェンス)を取り払い、歩道と道路との間の高さ5cm程度の段差を取り払い(切下げ)ます。

図で表すと、最終的にこのような感じになります。

フェンスを撤去して歩道と車道との高低差を埋め、それから、本地の上の建物を撤去して駐車場へと変えていくプロジェクトです。

申請を下すまでの流れ

実施した内容をまとめると、以下の通り。

  1. 物件管轄の役所窓口で、自費工事の相談をする。
  2. 物件管轄の警察署で、安全面の承諾を得る(承諾書を取得する)。
  3. 下水局で、マンホールの耐荷重性を確認してもらう。
  4. 役所窓口で、各種書類・申請書を提出する。
  5. 役所窓口で、承諾書類を取得する。

1.物件管轄の役所窓口で、自費工事の相談をする。

まず対象不動産のある役所の窓口に行き、申請するにあたっての相談をしました。窓口の担当者が、宅地を駐車場にするにあたっての懸念事項などを洗い出してくれます。

窓口は道路管理課などの、道路を管轄している課になります。

おそらく、相談なしで申請書類を渡すだけでも申請できるのでしょうが、、あとから「撤去するフェンスはもう少し減らせないのか」とか「安全面は問題ないか」といった、書面だけでは判断できない問題が出てきて、二度手間・三度手間となるリスクがあるかと思います。

実際面談してから判明した問題もいくつかありました。最初に区役所職員と対面して問題を洗い出した方が良いかと思います。

申請書類は役所窓口でも取得できますが、事前に役所のホームページでも取得できたりする(管轄によっては出来ないかもです)ので、事前に取得できるのであれば、書いておいた方が良いです。

2.物件管轄の警察署で、安全面の承諾を得る(承諾書を取得する)

申請対象の物件の前面道路は、一方通行道路でした。

一方通行の道路沿いに駐車スペースを作るということで「一方通行道路で、車を切り返しするなどの安全面に問題はないかを確認してもらう必要がある」という指摘を受けました。不動産所在地の管轄の警察署で安全性の確認承諾を取る必要があるとの事です。

建物は仰々しい雰囲気ですが、、事情を話した上で申請をしたら、認定書は一瞬で取得できました(笑)。

3.下水局で、マンホールの耐荷重性を確認してもらう。

本地のすぐ目の前にはマンホールがありました。

鉄製のものではなくコンクリート製ですこし年代モノのマンホールです。(2回目)

本地の建物が古いという事があり、設置した年数が古そうなので、駐車場として使うのであれば、車の重みに耐えられるかという質問を役所より受けました。

そこで管轄の水道局に行き、耐久性について問い合わせを行ったところ、

  • 建物解体の際には、コンパネ(コンクリートパネル)を敷くなどの配慮をすること
  • 駐車場としての用途で利用すること

上記内容であれば問題ないとの回答でした。

ちなみに、仮にマンホールが割れてしまった場合には、区が保有しているものなので下水道局側の費用負担で無償交換してくれるとの事です。意外に良心的な対応でした。

承諾書のようなものは無かったので、区役所から取得した申請書の備考欄に「汚水桝については、協議済み」と記載すれば良いとの事でした。

4.役所窓口で、各種書類・申請書を提出する

役所に行き、申請書類を提出します。

窓口は手順1と同じく道路を管轄している課です。手順1~3で洗い出した問題を解消していれば、そのまま受理されます。参考に、実際に提出した葛飾区の自費工事承認申請用紙のフォーマットは以下よりダウンロードできます。

5.役所窓口で、承諾書類を取得する。

申請後2~3週間程度で、役所から申請が下りたという連絡が来るので、受け取れば無事にミッション完了となります。

まとめ、その他

警察署や水道局へも認可スタンプラリーに行きましたが、場合によっては必要ないケースもありそうな印象でした。

ちなみに役所申請時に、フェンス除去・切下げを行ってくれるような業者リストがもらえました。「一般土木 区(市町村)登録事業者一覧」というもので、葛飾区の場合には約50社程度の記載がありました。

一般土木の登録業者リストなので、実際に依頼したい業務内容が請け負えるかは業者次第。電話で要確認です。

今回のまとめが誰かの役に立てばうれしいです。

ABOUT ME
matsud0
1988年11月生まれ。保険会社システムエンジニア→収益不動産会社の営業。奥渋谷、六本木をメインに活動中。収益不動産情報をメルマガで配信中しています。