不動産

「私の住宅要求」について思う事①

MATSUD0です。

今Twitter上では「#私の住宅要求」というタグをつけて、日本の抱える(?)不動産賃貸の問題点を挙げていくというキャンペーンが繰り広げられています。

これらのお話をまとめて国家に提出するらしいです。なかなか壮大なキャンペーンですね。

このキャンペーンで槍玉に挙げられてることをそれぞれ不動産業界を取り巻く話と絡めてちょっとだけまとめてみます。

連帯保証人について

「保証会社をつけているのに、なんで連帯保証にを付ける必要があるんだ。連帯保証人がいない人は家を借りる権利がないのか」といった意見ですね。

まぁ、オーナーさんが借りる人にはつけてほしいと言ってしまえばそれまでなのですが、都内だとこの条件をつけている物件は結構ある気がします。

要はそういった条件をクリアできるような人というのは、言い方が乱暴かもしれませんが、人として属性が高い可能性が高いという意味になります。

大企業が新卒を取る時に早慶上智や東大みたいな頭がいい高学歴な人を選ぶ理屈に近い気はします。つまりハズレを引きにくいという理論です。(めっちゃ乱暴な表現ですね)

一般的に賃貸借契約は宅建業法的には貸主・借主双方の同意が得られれば、特に保証会社をつけるだとか保証人をつけるだとか、そういった制約はないのです。

これらはあくまでも貸し側、つまりオーナーさんが借りる人につけてほしいという条件を提示しているものになります。

「連帯保証人」の画像検索結果

「礼金制度は無くせ!」

これも法的には付ける義務はありません。あくまでもオーナーさんが借主に貸している条件の一つです。

礼金は「貸してくれてありがとうございます」をお金で表現したような内訳に見られますが、実際はオーナーさんのポケットに入るお金というより、賃貸不動産営業マンに支払われることの方が多い気がします。

どういうことかと言うと、不動産営業マンは「一件決めるといくら」「もう一件決めるといくら」みたいな、歩合給をもらっているところも多くあります。

決めれば決めるほど、お財布が潤うというシステムです。

歩合の割合は会社によって様々ですが、会社に入ってくるお金に応じて変動することが多いです。

会社にたくさんお金を入れれば、その分給料にも反映される、当たり前のことですよね。

たくさんお金が入るか否かは決めた物件の家賃の多さによって決まることが多いです。一般的な手数料というのは、家賃の半月分だとか、1ヶ月分だとか、そういった、家賃の大小に応じて変動することが多いです。

ただこのインセンティブ、賃料が同じ物件を決めても、会社に入るお金が変わることがよくあります。ここで関係してくるのがこの「礼金」システムです。

つまり、賃借人から契約時にいただいた礼金を契約を決めてくれた営業マンへのお礼として支払われているということですね。

営業マンも人間ですから、お金がたくさん入る案件を極力頑張りたいのが性。

同じ賃料で内装のグレードが高い物件よりも多少グレードが落ちたとしても、インセンティブ、つまり担当者ボーナスが多い物件をプッシュしたくなるものです。

実際問題、物件のグレードよりも担当者のプッシュする力が強く働いた物件のほうが決まる率は高いらしいです。

こういった物件の広告費として、礼金システムがあったりするんですね。

「礼金 いらすとや」の画像検索結果

「礼金を無くせ!」というのは確かにもっともな感じはしますが、、礼金が無い物件も同様にたくさんある訳ですので、「払いたくない・払えない」という人はそういった礼金が無い物件を選ぶのが良いんじゃないかなと思います。

まとめ

一見すると「ごもっとも」という感じもするものもたくさんありました。確かにこれは不動産業界の古き悪しき習慣だなというものもある一方、借り主本位な要求もあったりして、色々と考えさせられました。

保証金システムについてだとか、不動産投資家目線で思うものもあったので、これについてはまた改めて書いていきたいと思います。

ABOUT ME
matsud0
セレブな街を中心に活動する不動産屋、兼、不動産投資家、兼、Uber Eats配達員、兼、株式投資家、兼、ブロガー。元々は数千人規模のシステムエンジニア。不動産ネタをメインにお金に関する記事を書いています。